関栄ニット有限会社(新潟県見附市)が、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設にニット帽子を寄贈
ニット製品の製造・販売を手がける関栄ニット有限会社(新潟県見附市)は、抗がん剤治療などにより脱毛した人が頭部保護にもおしゃれかぶりにも使用できる「amuamu」のニット帽子を、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(東京都新宿区)が運営する、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に寄贈した。ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンのホームページを見て、活動に感銘したことがきっかけとなり寄贈した。
寄贈先は、せんだいハウス、とちぎハウス、ふちゅうハウス、東大ハウス、なごやハウス、神戸ハウス、さいたまハウスで、子供用ニット帽子130枚、大人用ニット帽子60枚、子供用ニットマスク80枚、小さめニットマスク50枚を寄贈した。
同社の創業は昭和25年で、これまでニットセーターのOEM生産を主に行ってきた。しかし、近年ニット産業が衰退の一途を辿り、これまでのOEM生産に頼らず自社製品を開発するため専門家の先生の意見などを聞きながら試行錯誤を重ねてきた。そんな中で、「たまたま編んだ薄いニット生地でがん患者さんの為のケア帽子を作成したら良いのではないか?」というアイデアが出たことがきっかけで、開発したのが「amuamu」。
「amuamu」は従来の医療用ニット帽子にはないファッション性の高い製品になっているほか、セーター生産で出た残糸を使うなどし、無駄なく生産しているという。また重さは軽い物で約7gと軽く、非常に薄いため重ねかぶりも可能。締め付け感がないので1日中かぶっていてもストレスなくかぶれるという。
https://www.rakuten.co.jp/amuamu-knit/
amuamu販売ページ
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