「息子さんが喉を痛め病院で治療した」医者や息子などになりすまして10万円をだまし取った男性を逮捕
新潟西警察署と組織犯罪対策課は14日10時4分、岡山県岡山市在住で建設業の男性(24歳)を特殊詐欺(オレオレ詐欺)の疑いで逮捕した。
男性(容疑者)は、共謀者らとともに、7月20日、医者や息子などになりすました共謀者が宮城県黒川郡大郷町在住の70歳代の女性宅に電話をかけた。
通話内で、「息子さんが喉を痛め病院で治療した」「病院に鞄を忘れ、そのかばんは病院で見つかったが、入れておいた携帯電話とカードが無くなった。今日中に仕事で支払いがありお金が必要なので50万円くらい用意できないか。お金は上司の息子が取りに行く」などと虚偽の内容を伝えた。
同日、共謀者の1人が被害者宅を訪れて、現金10万円をだまし取った。
なお、男性(容疑者)は10月26日および、11月16日に特殊詐欺(オレオレ詐欺)の疑いで新潟県内の警察に逮捕されている。
新潟西署によると、男性(容疑者)は「特殊詐欺とは知らなかった」と容疑を否認している。
新潟西署は、「(不審な電話がかかってきても)1人で即断せず、周りの人に相談していただきたい」と呼び掛けた。
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