新潟県燕市の有限会社川俣工作所が同市の長野グループへ株式譲渡、後継者問題解決へ
刃物研削加工業の有限会社川俣工作所(新潟県燕市)が22日、後継者問題など解決のため同市の長野グループ(株式会社長野)への株式譲渡契約を結んだ。今後、川俣工作所の代表には長野の和田健次代表取締役社長が就任。鋳物製造や焼き入れなど金属加工業が集積する長野グループへ川俣工作所が合流することで、さらなる商圏拡大などグループ全体での相乗効果が期待される。
川俣工作所は燕市で長年に渡り包丁や爪切りニッパなどの刃物研削加工を手がけてきたが、後継者の不在が課題となっており、2020年11月に株式会社つばさM&Aパートナーズ(新潟県燕市)へ相談。同社は、2019年に長野グループへ加入した、焼き入れなど熱処理業の株式会社三条高周波(新潟県三条市)とのシナジーが見込まれるとし、川俣工作所と長野を互いへ紹介して今回のM&Aに至ったという。
長野グループは鋳物製造業の長野と前述の三条高周波、そして金属製品卸売業の丸山ステンレス株式会社で構成されるが、今後川俣工作所が加入することで、さらなる商圏拡大や取り扱い商材の増幅が見込まれる。また、グループ間での交流・派遣を通して、人材確保や人材教育、「他分野での活躍」を志向する社員のニーズにも応えていくようだ。
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