<PR>大学生が主体の「そらいろ子ども食堂」を支援する、ろうきん新潟南支店(新潟市中央区)の取り組み
親子または子どもが1人でも安心して訪れることができ、無料あるいは安価で温かい食事が食べられる居場所を提供する、子ども食堂。新潟市中央区にある「そらいろ子ども食堂」は、全国的にも珍しい大学生が主体となって運営している子ども食堂だ。
運営メンバーは、新潟青陵大学と新潟県立大学の学生たち27名。温かい食事の提供と学習支援を行う居場所として発足し、7年目となる。
新型コロナウイルスの影響で食事提供に制限がかかる中、それでも「つながり」が途絶えぬようにと工夫をし、食事提供は中止して食材配布へとスタイルを変更。現在は新潟市中央区の白新コミュニティハウスで月に2回、地域団体などから寄附された食料品や日用品の配布を行っている。
しかし、メンバーたちは学生ならではの”悩みごと”を抱えていた。
その状況を知り、そらいろ子ども食堂を支援したいと立ち上がったのが、ろうきん新潟南支店(新潟市中央区)。同金庫が掲げる「あんしんスマイルプロジェクト」の一環で、昨年度より学生たちとの協働イベントや活動支援が始まった。
活動内容を、会食型から食材配布型に変えたことで、大量の荷物の運搬が必要になった。学生たちは免許がない、自家用車を持っていない、平日は授業があり食材を取りに行く時間がない、といった悩みを抱えていた。
それをサポートしようと、ろうきん新潟南支店の職員たちは月に2回、子ども食堂の開催日前日に各地域団体に足を運び、寄附品の運搬を行っている。
12月最初の開催日。会場である新潟市中央区の白新コミュニティハウスでは、そらいろ子ども食堂のスタッフとろうきん新潟南支店の職員、そしてろうきん新潟南支店の推進委員も参加し、荷物を会場内に運搬するほか、設営や小分け作業など協力をして準備を進めた。
この日は、夏と冬の年に2回企画している特別イベントの日。会場には、野菜やお米、パンなどの食材に加え、ろうきん新潟南支店から寄附をした日用品など、いつも以上に充実したブースが用意された。さらに、ろうきんのマスコットキャラクター「ロッキー」とじゃんけんをした後にお菓子をプレゼントするという、お楽しみ企画も開催。
開場時間になり来場した子どもたちは、ロッキーを見るなり笑顔が溢れ、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれた。大人が受け取る食材を選んでいる間、子どもはロッキーとじゃんけんをしたり、そらいろ子ども食堂のメンバーと遊んだりと楽しい交流も織り交ぜられ、開催時間1時間で計50組以上の世帯が食材を受け取る、賑やかな開催日となった。
そらいろ子ども食堂代表の石井さんは、「ろうきんさんには私達が困っていた部分をお手伝い頂き大変助かっています。さらには、ろうきんさんのお陰で、そらいろ子ども食堂への認知や支援の輪も広がっているんです。」と話す。
ろうきんは、労働組合や生活協同組合など、組合員と呼ばれる会員で成り立つ協同組織。各会員団体にはろうきんの活動を中心的にサポートする「推進委員」が存在し、年に数回ろうきんと推進委員で「推進委員会」が開催され、運営や商品などについて話し合う機会がある。
その推進委員会で、そらいろ子ども食堂が活動の背景や想い、困りごとなどを伝えた。それをもとに、ろうきん新潟南支店の職員と推進委員たちが「自分たちにできることはないか」と考え、食材運搬に加えて、以前より来場者から要望があったというポケットティッシュやボックスティッシュの寄附も行うことになった。
これはまさに「知る、考える、行動する」を体現したものであり、ろうきんが一企業ではなく、共同組織だからこそできる横のつながりだ。「協働支援」の輪は着実に広がっている。
ろうきん新潟南支店の朝倉係長は「この活動を通して、私達も学ぶことが多くあります。学生さんたちの熱意と行動力に大変刺激を頂いていますし、寄附品の運搬でフードパントリーにお伺いした際には、食品ロスの現状を目の当たりにし驚きました。」と話す。
そらいろ子ども食堂は、親子だけでなく子どもから高齢者の方まで、誰もが利用することができ、地域のみんなの居場所を目指している。一方でろうきんは、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に向け、利用者はもちろん、次世代を担う子どもたちや地域社会に貢献している金融機関だ。
両者に共通する「地域を良くしたい」という想い。地域に住む人々の”あんしん”と”笑顔”のために、これからも活動は続いていく。
【新潟県労働金庫(ろうきん)新潟南支店】
新潟県新潟市中央区新光町19ー2
●電話 025ー285ー5311(平日9:00~17:00)
URL https://www.niigata-rokin.or.jp/
本記事は、ろうきん新潟南支店提供による記事広告です。