新潟県上越市寺町の常顕寺で毎年恒例の荒行を経験した僧侶たちによる水行が行われる【動画あり】
新潟県上越市寺町の常顕寺(じょうけんじ)では、「第7回冬至水行大祈祷会」と題して、毎年恒例の荒行を経験した僧侶たちによる水行が行われ、多くの見物客が集まった。
僧侶たちが水行を行い、厄除けと開運を祈願し、新型コロナウイルスやインフルエンザの疫病を退けるのが主な目的。
この日は雪がちらつき、気温が低下した中、ふんどし一丁の僧侶が読経の後、勢いよく連続して頭から冷水をかぶった。水行の最中は大声で掛け声を掛けながら、気合を入れて、水をかぶっていた。
その後、本堂で水行を行った僧侶による読経などの祈祷法要が行われ、法要後には、参加者に福銭などが配られた。
見学に来ていた上越市在住の坂井亮円さん(52歳)は、「2006年の第1回からの参加している。住職さん夫妻と友人のため、宗派は問わず参加可能と言われましたので、翌年を幸せな歳にするため毎年参加しており、今年で7回目の参加です。水行の感想は、今年は雪の水行となり、冬にふさわしい水行となり、参加者の幸せを運ぶ水行となりました」と話していた。