ソフトウェアサービスなどのSHIFT(東京都)が同社初の北信越エリア拠点となる新潟オフィスを新潟市に開設

入社後100万円を提供する採用キャンペーンを開始している

ソフトウェアサービスや製品づくりを支援する株式会社SHIFT(東京都)は22日、新潟市に同社としては初の北信越エリア拠点となる新潟オフィスを開設した。新潟オフィスは、同社が近年注力している戦略的拠点拡大の取り組みにおいて、3月に発表した仙台オフィス、4月に発表した広島オフィスに続く新拠点となる。

この開設により、UIJターン希望者や移住を視野に入れた人の採用にも積極的に取り組むほか、新潟や北信越エリアにおけるさまざまな企業のDX推進を支援し、地域経済の活性化にも貢献したいとしている。

なお、新オフィス開設にともない、新潟市内および近郊に住む人を対象に、入社後100万円を提供する採用キャンペーンを開始している。

北信越エリア唯一の政令指定都市である新潟市は、IT・情報系の大学や専門学校が多数存在し、優秀なIT人材を育てる環境が整っている一方で、新潟県はじめとする北信越エリアはIT関連企業が関東エリアと比較して圧倒的に少なく、優秀な人材は首都圏へ出てしまい、慢性的なIT人材不足が進んでいると言われている。

そのような中、現在、新潟県、新潟市ともに、特定の業種に補助金を準備するなど、雇用確保や移住促進を目的に、特にIT企業の誘致に積極的に取り組んでいるが、優秀なIT人材を育てる環境がありつつも、働く環境が整っていない、そんな状況の改善を目指し、同社は新たなオフィスとなる場所に新潟を選定したという。

同社は、全国各地を対象とした優秀な人材の採用を目指す戦略的拠点拡大に取り組んでおり、この取り組みは、同社がコロナ禍をきっかけに2020年から積極的な推進を図ってきたテレワーク勤務制度の実績を土台とし、構築されている。

高いセキュリティレベルと生産性が求められるIT業務で、社内制度やフォロー体制、技術の確立により、在宅でも最大限のパフォーマンスが発揮できる環境、仕組みの提供が可能となった。

この取り組みにより、UIJターンや移住も視野に働きたいと考える優秀なエンジニアの方々に、働き方の新たな選択肢を提案し、多様なライフスタイルの実現を目指すほか、新潟県をはじめとする北信越エリア近郊の企業へのアプローチも行い、同社の持つ技術とノウハウを活用した地域のDX推進にも貢献していくという。

 

 

 

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