新潟県妙高市がSDGs推進に関する条例を可決
新潟県妙高市は22日、12月議会に「妙高市人と地球が笑顔になるSDGs推進条例案」を提案し、同日可決されたと発表した。
妙高市によると、条例は「SDGsを推進し、妙高に暮らす全ての人と地球が笑顔になるために、妙高の豊かな自然環境を守り、経済と社会との相乗効果を生み出しながら、持続可能なまちの実現を目指すことを目的として、市民や事業者等の責務など、基本理念を明らかにするため」のもの。
同日には条例可決を記念する集いが開催。市SDGs普及啓発実行委員会、城戸陽二市長、西澤澄男副市長、市企画政策課が参加した。
その中で城戸市長は「今日可決したSDGs条例は理念条例と捉えている。妙高市がこれから向かっていく優先事項として、SDGsを普及させていくということの強い決意を行政だけでなく、市議会からもいただいた。今日が一つのスタートだと思っている。委員の皆様からは、更なるご尽力とご指導をお願いしたい」と述べた。
市SDGs普及啓発実行委員会の村山実行委員長は、「今後、追随してくる市町村もあるかと思うが、妙高市がSDGsの本当の意味でのモデルとなるよう私も協力していく」と話した。
今後妙高市では、「SDGs条例のフラッグの下、市民・事業者・行政が心を合わせ一致団結してSDGs普及啓発活動を行っていく」という。