「大雪の中、心も体も温かく」 NDSPが長岡市民にスープを提供 長岡市内の児童養護施設へクリスマスプレゼント
大雪の影響が続いた22日、アオーレ長岡のナカドマ(長岡市大手通1)では、長岡☆ダンス・ソング・プロモーション(NDSP・大場いぶき代表)によるChristmas感謝祭が開催された。
煌びやかなクリスマスイルミネーションの下、16時30分頃から、温かいスープの無料提供が開始され、17時10分頃から、ダンスショーやドレスウォーキングショーなどが行われた。通行する人々は足を止め、豪華な衣装に身を包んだダンサーやモデル達の姿に、顔をほころばせていた。なかには音楽に合わせて、手拍子をする観客などの姿もあった。
同団体では昨年21年から、新潟県長岡市内にある児童養護施設「双葉寮」(新潟県長岡市寿2)への募金活動を行っている。今年も多くの寄附が集まった。大場代表によれば、同感謝祭は、寄附をしてくれた市民への感謝の気持ちを表わした催しだという。今年初めて企画した。
「大雪などで皆さんがつらくて、暗い気分になっているので、少しでも煌びやかな時間を過ごしてもらえたら」というのが大場さんの想いである。
「知り合いがウオーキングにでるので見に来た」という高校生(18歳・女性)は、配られたスープをおいしそうに飲んでいた。
ダンスショー、ドレスウォーキングショーの後、同団体のメンバーは、双葉寮へと向かい、施設の子ども達28人へ、クオカード、お菓子等のクリスマスプレゼントを届けた。感染症対策のため、双葉寮の子ども達とは、ガラス越しの対面となったが、プレゼントを受け取った職員と子ども達はとてもうれしそうな様子だった。
大場代表によると、「来年も様々な形でイベントを企画している」という。
心も体も温かくなる素敵な催しだった。
(文・撮影 湯本泰隆)