新潟在住のプロフットバッグプレイヤーの石田太志さん、リフティングのギネス世界記録に挑戦し世界記録を更新
27日、三条・下田地域の地域おこし協力隊でプロフットバッグプレイヤーの石田太志さん(NPO法人ソーシャルファームさんじょう所属)が新潟県庁の屋外敷地で、リフティングのギネス世界記録に挑戦し、記録更新の瞬間を一目見ようと集まった見学者が見守る中、1回目の挑戦で見事、世界記録を上回った。
今回の世界記録への挑戦イベントの主催は、NPO法人ソーシャルファームさんじょうで、新潟県が後援した。
フットバッグとは、直径5センチメートルほどのお手玉のようなフットバッグ(ボール)を手や腕を使わずに、主に足を使って蹴るスポーツ。フットバッグを2つ使用し、片足でジャグリングのようにフットバッグを入れ替えながら落とすまでの回数を競う。現在の世界記録はカナダの選手の71回。サッカーのスキルアップや、高齢者の健康維持、体幹や股関節のトレーニングとしてダイエット効果も期待できるため、近年注目されているという。
石田太志さんは、NPO法人ソーシャルファームさんじょうに所属。フットバッグの世界大会である「World Footbag Championships」にて2度優勝しているほか、「Footbag US Open Championships」では初出場・初優勝を達成しアジア人初の世界一とアメリカチャンピオンに輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤー。
またアジア人で初めてフットバッグ界の殿堂入りも果たした。殿堂入りは600万人いるプレイヤーの中で過去49年の間に80人のみの選出という。さらに現在日本でただ一人のプロフットバッグプレイヤーとしてメディア出演やパフォーマンス活動、講演なども精力的に行っている。
世界記録を上回った石田さんは、「練習では達成できていて大丈夫だろうと意気込んでのぞんだ。後半、60回あたりから体力面でもメンタル面でも難しくなってくるが、それを超えられてとても嬉しい」と喜びを語っていた。また今後については「練習では90回を出したこともあり、今後、(自分自身の)記録を塗り替えることを目指したい。また今年夏にある世界大会などで優勝できるように頑張りたい」と語っていた。
石田太志オフィシャルサイト
https://taishiishida.net/