家族間で交流を深めるクリスマス ひだまりハウスがクリスマス会を開催

子ども達に配るお菓子を用意する小西美樹代表(右端)

新潟県長岡市を拠点に、発達に遅れのある子どもの家族支援などを行っている「ひだまりハウス」(小西美樹代表)は25日、「キッズサポートすまいるはすがた」(新潟県長岡市、坂爪君広代表)を会場に、会員向けの「ひだまりハウスクリスマス会」を行った。同催しは、会員家族同士の交流を深めるため、毎年この時期に行っているものである。

今回の会場は、ひだまりハウスを主宰している小西代表と以前から交流のあった、キッズサポートすまいるの坂爪代表の好意で、初めて使わせてもらった。

数日前からの大雪や、新型ウィルス感染などの影響で、一時は開催が危ぶまれたが、天候にも恵まれ、無事に開催の運びとなった。

当日は、「明治ホールディングス」(東京都)の株主らが寄贈したお菓子やジュースなどが8世帯20人ほどの家族に配布された。子ども達はお菓子やおもちゃなどをもらうと、広い会場内を満面の笑みで思いっきり走り回っていた。

小西代表は、「危なそうなものは、前日までに全て片付けてもらった。子ども達にはどうかおもいっきり、自由に遊んでもらいたい」と親たちに呼びかけた。子ども達が自由に走り回っている傍らで、親同士もそれぞれ交流を深めていたようである。

杉森大基(だいき)さん(8歳)の父親で、長岡市内から参加した杉森芳博(よしひろ)さん(50代)は、小西さんの呼びかけで、家族で参加した。「お友達と会えるのが、親としても楽しい」と、親同士の交流も楽しんでいた様子である。

小西代表は、「冬時期で子どもたちも走り回れる機会が少なくなる中、会場のスペース内で思う存分動き回ったり、ご家族同士近況報告をしあったりと、2022年を締めくくれるような素敵な会になりました。来年も楽しく活動をしていきますので、今後ともよろしくお願い致します」と感想を述べた。

参加した子ども達にとっても、思い出に残る素敵なクリスマスとなった。

楽しそうに参加していた杉森芳博さん、亜紀さん、大基さん親子

明治ホールディングスの株主らから大量のジュースやお菓子の寄贈があった

 

(文・撮影 湯本泰隆)

 

 

 

 

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