新潟県の花角英世知事が今年最後の定例会見、大雪被害などについて言及

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は27日、新潟県庁で2022年最後の定例会見を開き、18日から降り続いた記録的な大雪などで起きた一連のトラブルについての所感や、今後予想される大雪による被害に対しての考えを語った。

また、村上市や佐渡市で大規模な停電被害が発生したことに対しては、「今後予想される大雪に関しても、関係機関との連携を図っていきたい」と語り、県民に対しては「停電の長期化という事態が発生し得るので日頃から備えておいてほしい」と呼び掛けた。

国道8号線が大雪の影響で長時間通行止めとなった事態に対する受け止めを問われると、「自然災害なのだから一定のリスクがあるのは仕方ない。だが、長時間の渋滞に関しては、今後、関係機関と十分に検証していく必要がある。今後は大規模な渋滞が発生しても、迅速に解消できるように、除雪体制を含めた体制作りや、そもそも渋滞を回避できるような仕組みを作っていきたい」と話した。

一方で、記者から今年を漢字一文字で表してほしいという要望に対し「進」という文字だと語った。

「今年の初めに、2022年を象徴する漢字として『進』という一文字にしたいと話した。ほぼそういった感じになったと感じている。コロナや災害などがあったが、全体的に進んだ懸案も多かったのではないかと思っている」と話し、続けて、「そういったことから、今年は年の初めに言った『進』という言葉で締めくくってもいいのではないかと思う」と花角知事は所感を語った。

また、来年を象徴する漢字について、「来年の干支は『兎』ということもあり、それにあやかって『跳』という漢字にしたいと思う。今年にも重なる部分はあるが、色々な課題懸案がステップアップしていければ良いと考えている。じりじりと進むよりも、跳ねるように大きく進んでいけたらいいと思う」と話した。

 

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