新潟県・新潟市を合計した新型コロナウイルス感染患者数は過去2番目の計28人、特別支援学校職員の感染も
新潟市が30日に発表した新型コロナウイルス感染患者は21人で、新潟市西区の介護施設「ケアポートすなやま」で30人の感染が発表された11月17日についで2番目の患者数となる。また15時30分には県が、新潟市以外の村上市や十日町など複数地域で計7人の感染患者を確認したと発表し、30日の県内感染者数は、同じく過去2番目に多い計28人となった。
加えて県は、本日発表した28人のうち新潟市内604例目から606例目の男女3人が、県立東新潟特別支援学校に勤務する教職員であることを発表した。3人は19日の卒業式以降児童生徒との接触はなく、詳細な行動歴と濃厚接触者を新潟市保健所が調査を実施している。なお当該学校は年度末休業期間中のため、臨時休業は行わない。
県内の感染者数は3月以降増加の傾向にあり、1日20人の新規感染患者が発表される日も目立つようになってきている。26日には県福祉保健部長の松本晴樹部長が「第4波に直面している」として強く注意を呼びかけ、本日は新潟市でも保健衛生部の田辺博保健管理課長が「感染拡大状況に非常な危機感を抱えており、飲食店を中心にチラシ配布などによる呼びかけを行うべく検討を行っている」と話した。
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