新潟県が令和3年3月31日付けで退職する職員に辞令を交付
新潟県は31日、令和3年3月31日付けで退職する職員に対し退職辞令を交付した。
31日付けで退職する職員は、知事部局で249人、県立病院の看護師などを含めて全体で536人。今年度は、昨年度に比べて48人多い退職者数となっている。
花角知事は辞令交付者に向け、「皆さま長い間県庁で県政の発展にご尽力いただきまして、県民を代表して心より感謝申し上げます。今後は是非とも県庁に残る後輩たちのご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。明日からは皆様それぞれの新しい生活が始まることと思いますが、ご健康に留意され、充実した生活が始まることを心から祈念申し上げます」と感謝の言葉を述べた。
辞令を受け取った農林水産部長の山田治之氏は「大変充実した生活を送ることができました。県民の皆様に御礼を申し上げます。新型コロナウイルスにより様々なことが思うようにいかなかったこともありますが、こういう状況にしっかり対応して新しい生活様式・新しい新潟の在り方を考えていく機会だと思い私どもも取り組んできました。これから取り組まれる県庁の皆様にも的確に柔軟に考えて取り組んでいただきたいと思います」と話した。
同じく辞令を受け取った会計管理者兼出納局長の本間由美子氏は「こうして県職員として勤めを果たさせていただいて、少しでも県民の皆様の生活のお役に立てることができたかなと思います。新型コロナウイルスへの対応や財政の改革などと、非常に厳しい状況が続いていますが県職員の皆様には一層県民の生活を良くしていけるように力を尽くしていただきたいですし、健康に気をつけて頑張っていただきたいです」と話した。