コジマタケヒロのアルビ日記2022 Vo.22 「強い信頼」

デンカビッグスワンスタジアム

間違いなく、アルビレックス新潟というクラブにとって節目となった今季、これが最後のアルビ日記です。

最大の出来事は、もちろん、J2優勝&J1昇格を果たしたこと。

これに次ぐトピックスがなんなのかは、おそらくサポーターそれぞれで違うだろう。

本間至恩選手の海外移籍?トーマス・デン選手のW杯代表メンバー選出?高木善朗選手の右膝前十字靭帯損傷?etc……

いいことも悪いことも含め、挙げたらキリがないほどに、今季のアルビレックス新潟には多くの出来事があったように思う。

その中にあって、個人的に印象的だったのは、松橋力蔵監督と選手の信頼関係の強さだ。

昨季、チームを取材している際、選手や監督との接点はあった。しかし、僕自身、(当時、トップチームのコーチだった)松橋監督と話すことはまったくなかった。

だから、21年12月6日、トップチームの監督就任のニュースが新聞紙面をにぎわせた際、頭に浮かんだのは「どのような人なのだろう?」だった。

キャンプを終え、クラブハウスで囲み取材がスタート。

監督の話を直に聞き、選手たちから同じように発せられる監督への信頼を感じさせる言葉たちに触れた。その度に、選手と同じような監督への信頼が着実に僕ら番記者連中にも生まれてきたように思う。

人としてつながっていく、チームが一つになっていく、そんな現場に立ち会えたのが、自分の中での最大のトピックスです。

まだまだ新型ウイルスの影響もあり、サポーターの方々がチームの普段を知る術は少ない。少しでもそれをカバーできるような情報を微力でも届けたいという想いを形にしたのが、このコラムでした。

22年、大変ありがとうございました。

皆さんにとって、23年がよき年となりますように。

 

 

 

◎アルビライター コジマタケヒロ

練習、ホーム戦を中心に日々取材を続ける、アルビレックス新潟の番記者。また、タウン情報誌の編集長を務めていた際に、新潟県内の全日本酒蔵をひとりで取材。4冊の日本酒本を出した、にいがた日本酒伝道師という一面も。(JSA認定)サケ・エキスパート

 

 

 

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