【新連載】連載小説「シェアハウスの幽霊」第1回 早川阿栗 

バスには乗りたくなかった。停留場を降りたら目的地のすぐ近くにたどり着いてしまう。そもそも時刻表や運賃どころか路線図すら昔と変わっているかもしれない。あらゆることが億劫でならなかった。 吉永康太は新幹線を降りたあと白山駅ま … 続きを読む 【新連載】連載小説「シェアハウスの幽霊」第1回 早川阿栗