新潟市中央区で1月4日から「蔵織新春企画 北前船のおくりもの展」が開催

1月26日には特別講演会「北前船の最盛期と新潟湊」も

3日後の1月1日に開港150周年を迎える新潟港だが、それ以前からも北前船の寄港地として栄えていた。そんな北前船ゆかりの品が見れる新春企画「2019年 蔵織新春企画 北前船のおくりもの展」が1月4日から2月2日まで新潟市中央区西堀前の「ギャラリー蔵織(※1)」とその隣の「西堀ゆきわ」で開催される。

新潟で焼かれた徳利に焼酎を入れて年間100万本が北前船で北海道に運ばれていたそうだが、その「沼垂焼酎徳利(※2)」や、船絵馬、引札、錦絵版画、古伊万里、北前船の巨大模型などを展示される。

また1月26日午後1時半から西堀ゆきわで、新潟郷土史研究会理事の横木剛氏の特別講演会「北前船の最盛期と新潟湊」が開催される。会費は資料付きで1000円。要予約(電話025-266-0335)。

(蔵織)新潟市中央区西堀前1-700
(西堀ゆきわ)新潟市中央区西堀前1-699

(※1)明治43年(1910年)に建てられた蔵付きの住宅。伝説の美人芸妓・庄内屋シンも住んでいた。
http://www2.craole.jp/
(※2)新潟の松郷屋や五頭山麓で焼かれた徳利に、明治期の堀川酒造、丸原酒造(現・越の華酒造)、斉藤家(屋号は三国屋)などの焼酎を入れて北前船に乗せ、北海道方面に運んでいた。

新潟で焼かれた徳利に焼酎を入れて年間100万本が北前船で北海道に運ばれていたそうだが、その「沼垂焼酎徳利」や、船絵馬、引札、錦絵版画、古伊万里、北前船の模型などを展示される

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