【新潟県内の雪被害(5日15時現在)】魚沼市で除雪作業中1人が死亡、今冬の雪による死亡者は8人に
新潟県は5日、同日15時現在の県内における雪の被害状況を発表した。被害状況は県内市町村から報告があったものを取りまとめたもの。
それによると、今冬の雪被害による死者数の累計は8人となった。また、重傷者の累計は28人、軽傷者の累計は47人で、人的被害の合計は83人となった。
市町村別に見ると、新潟市で4人、長岡市で27人、三条市で1人、柏崎市で14人、新発田市で5人、小千谷市で8人、十日町市で3人、村上市で2人、妙高市で4人、五泉市で1人、魚沼市で8人、南魚沼市で1人、胎内市で3人、阿賀町で1人、関川村で1人。一方、住家被害の累計は6件となった。
原因別の内訳では、雪おろしなどの除雪作業によるものが最も多く37人で、除雪機事故によるものが15人、側溝などへの転落によるものが3人、その他(疾患発症含む)が26人。このうち、65歳以上の高齢者の死傷者数は半数を超える46人。
県によると、新たに死亡が報告されたのは魚沼市の40歳代男性。4日に自宅敷地内で除雪作業中に倒れたところを発見されたもの。外傷はなく周囲の状況から除雪作業中の疾患発症と推察されるという。
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