新潟商工会議所が2023年の新年祝賀会を開催、商工会の会員企業の代表者など約500人が参加
新潟商工会議所(新潟市中央区)は5日夜、2023年の新年祝賀会を開催し、会員企業の代表者など約500人が参加したほか、新潟市の中原八一市長が来賓として出席した。
挨拶に立った新潟商工会議所の福田勝之会頭は「我が国の経済は、長引くコロナ禍による生活様式の変化もあり、以前の水準に戻っていない。加えて、ロシアのウクライナ侵攻、資材価格の高騰、円安などの要因により、経営を取り巻く環境を予測することが現時点において大変困難である」と話し、続けて、「令和5年度の予算案が閣議決定している。早期の予算成立と的確な予算執行により、日本経済が力強い成長軌道に乗り、地方中小企業や小規模事業者にも、収益や雇用の拡大が増えることを期待している」と語った。
また、福田会頭は2023年の3月に就航を迎える予定の地域航空会社「トキエア株式会社」(新潟市中央区)について、「今後も最大限に支援していくので、皆様にも利用促進の協力をお願いしたい」と話した。
来賓として出席した新潟市の中原八一市長は、「昨年の夏には3年ぶりとなる『新潟まつり』を、規模は縮小したが開催する事ができた。11月には花火も打ち上げる事ができた。このことについては、新潟商工会議所の実行委員会の皆様の多大な協力があり実現できた。この場を借りてお礼を言いたい」と感謝の言葉を述べた。
次に新潟市の年末年始の状況について、「(人流の)動きも活発になり、大変賑わいをみせている。社会活動は着実に動いている。今年の干支である『卯』は、これまでの努力が実を結び、成長し、飛躍するといわれており、縁起の良い年だ」と語った。
「にいがた2km」を話題にあげると、「2キロ内に進出する企業が過去にないほど活発化している。この流れをさらに確実にするため、1日も早く『にいがた2km』を活性化させ、稼げる方針へと発展させたいと考えている」と意気込みを語った。
また、祝賀会では「新潟古町芸妓連」による「祝舞」が披露され、会場を盛り上げた。