新潟県村上市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ確認、自衛隊に災害派遣を要請

新潟県によると、5日に村上市の採卵鶏農場で発生した鶏の死亡羽数増加の事例について、6日8時に高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜であると確定された。県では、殺処分などの対応をとると同時に、これらの防疫措置の支援のため、自衛隊へ災害派遣を要請した。

当該の農場の飼養状況は、採卵鶏約130万羽。5日朝、死亡羽数が増加したと下越家畜保健衛生所に連絡。同日12時ごろ、同衛生所が立入検査を行い簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザの陽性を確認。

さらに6日、中央家畜保健衛生所の遺伝子検査でも陽性を確認し、同日8時に農林水産省によりH5亜型の高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜と確定した。

県では、当該の農場の鶏の殺処分や埋却などを実施。また、発生農場の半径3キロメートル区域内の鶏などの移動と、半径3から10キロメートル区域内の鶏などの搬出を制限。さらに、感染拡大防止のため、発生農場の周囲に消毒ポイントを設置して畜産関係車両の消毒を実施している。

 

【関連記事】
新潟県村上市の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザを疑う事例を確認(2023年1月5日)

 

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓