東京商工リサーチ新潟支店が2022年12月度の県内企業の倒産状況を発表、倒産件数が前年同月を4カ月連続で上回る

企業倒産月次推移 報道資料より

株式会社東京商工リサーチ新潟支店は6日、12月度の新潟県の企業倒産状況(負債総額1,000万円以上)を公表した。

それによると、12月度の新潟県の企業倒産件数(負債総額1,000万円以上)は6件、負債総額は3億9,000万円であった。

倒産件数は、前年同月比で200.0%増(4件増)、前月比では50.0%増(2件増)であった。12月度としては、1962 年の集計開始以来61年間で50番目、平成以降の34年間では27番目となった。

負債総額は、前年同月比で57.6%減(5億3,000万円減)、前月比では86.6%増 (1億8,100万円増)であった。過去61年間では52番目、平成以降の34年間では33番目となった。

産業別では、10産業のうち、「製造業」・「サービス業他」で各2件、「卸売業」・「不動産業」で各1件発生。原因別では、「販売不振」が5件、「放漫経営」が1件発生。形態別では、「破産」・「内整理」が各3件発生した。

地域別では、「糸魚川市」で2件、「新潟市」・「長岡市」・「燕市」・「上越市」で各1件発生した。なお、大型倒産(負債総額10億円以上)の発生はなかった。

新型コロナウイルス関連倒産は6件中4件発生だった。

 

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓