【コラム】3連休初日の新潟市街地の人出、不安定な天候によりゆっくりとしたスタートに
2023年に入って初めての3連休の初日である7日、新潟市中央区付近は午前中から不安定な天候だった。気温もかなり低く、かなり厚手の服装で出掛ける人が多く見られた。
正月3が日も終わり、仕事始めを迎えた人も多い。昨年末は天候不良が続き、新潟市の繁華街も閑散とした様相を見せる日も多かった。新潟駅付近にはアタッシュケースを引いて歩く人も多く、帰省先から帰る人や旅行客と思われる人が散見された。
新潟市内の店舗に年始の人出について話を聞くと、「2日と3日は客入りが多かった」と答える店舗が多く、7日は比較すると客入りが悪いという声が多く聞かれた。
天候不良が大きく影響しているのだろうと答える店舗が多く、客足を心配していた。午前中は天候不良の中でも、それなりに人流はあったが、正午付近では客足が鈍ったという。しかし、新潟市内の市街地では、7日14時を過ぎたころから徐々に客足が増えた。
新潟市中央区にある神社付近の店舗に話を聞いて回ると、正月三が日は非常に多くの参拝客が立ち寄り繁盛していたという。ある店舗では、3連休の初日である7日は、正月3が日を回避した参拝客が多く来るだろうと期待して屋台を構えていたが、午前中から続く悪天候の影響もあり、期待通りの客入りはなかったと残念そうな表情で語っていた。しかし、この屋台は「まだ3連休の初日なので、これから多くなってくるかもしれない」と期待していた。
この屋台は、2023年の人出について、正月3が日はかなり分散して人が入っているという印象があったという。「人出は多かったものの、大きな混乱もなく、年始を過ごした人も多いのではないか」と語っていた。
2023年の新潟市街地の経済は、ゆっくりとしたスピードで動き出している様子だった。
(文・撮影 児玉賢太)