新潟県立糸魚川白嶺男子生徒2年生4人が全国高校総体相撲競技大会のカウントダウンボードを作成
新潟県糸魚川市教育委員会は2日、新潟県立糸魚川白嶺高校総合学科の男子生徒2年生4人が作成した令和3年度全国高校総体(インターハイ)相撲競技大会のカウントダウンボード除幕式を糸魚川市役所で行った。カウントダウンボードは糸魚川市役所の玄関に設置される。
この日は、糸魚川市の米田徹市長、井川賢一教育長のほか、糸魚川白嶺高校インターハイ実行委員の小池歩さん、齋藤健留さん、小林空哉さん、小池伊智郎さんが出席した。米田市長と井川教育長の挨拶のあと、生徒4人で除幕し、カウントダウンボードをお披露目した。
カウントダウンボードは電光掲示板付きの本格的な仕様で、インターハイ開催まであと126日と表示されている。元糸魚川商工高校で工業科の科目がある糸魚川白嶺高校に新潟県インターハイ実行委員会から依頼があり、製作期間半年間で3月26日に出来上がったばかり。制作費用は約9万円。
井川教育長は「昨年は新型コロナウイルスの影響で中止だったが、今年は感染防止対策をしながら何とか開催したい。地元の高校生にも関わってもらう一環として、作成してもらった。(玄関に設置し)大会まで機運を高めていきたい」と挨拶した。
作成した1人の小池さんは「作り始めたのは1年生だったので、ねじを付けるのが大変だった。自分はスポーツをやる人ではないので、インターハイに出る人の土台を作ってサポートしたかった」と話した。指導を担当した男性教諭は「いいものが出来た。どこに出しても恥ずかしくない」と話した。
北信越総体は新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県と令和6年までの固定開催となる和歌山県で7月24日から8月22日まで行われる。新潟県内では体操、弓道、バスケットボール、相撲が行われ、糸魚川市では8月6日から8月8日まで糸魚川市民総合体育館で相撲競技が開催される。