【コラム】高田城百万人観桜会バスツアーで石川県加賀市民との交流、加越市民交流会議(会長・村山秀幸前上越市長)などが主催
上越市でたった2人しかいない新潟観光カリスマの永見完治さんは、上越市の観光ボランティアガイドなどをまとめる上越観光案内協会の会長でもある。永見さんは長岡市小国の出身で、実妹の相波葉子さんは折り紙アート作家として国内外で活躍している。
永見さんは、第2の故郷・上越市では、市民から「ハムさん」と慕われた故植木公元上越市長から現在の中川幹太市長まで、歴代すべての上越市長と関わってきた人物である。「この地域は、その後ろに誰がいるかを必ず見る」と分析する永見さん。その永見さんがまた新たな仕掛けを考えている。
2019年夏に開催した「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく2019」における交流をきっかけにして始まった石川県加賀市民と、上越市民の交流の輪をさらに広めるため、4月8日に高田城百万人観桜会バスツアーを企画し、加賀市から100人規模が訪問し、交流会を行うというものだ。
「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく2019」は、「令和版参勤交代」で加賀市の高校生が500キロ以上の東京からの参勤交代ルートを歩き、中間点の上越市で交流会を開いたもの。
高田城百万人観桜会バスツアーの主催は、昨年11月に設立された加越市民交流会議(会長・村山秀幸前上越市長)と、「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく2019」参加者有志の会。後援には北陸中日新聞や上越市などが名を連ねている。永見さんは事務局長として会を切り盛りする。
8日当日は、8時半に加賀市役所を出発し、12時すぎに、花見会場の上越市高田城址公園に到着。昼食を取った後、加賀市高校生のブラスバンド演奏や全国コミュニティFM番組「あの頃青春グラフティー」の生中継などもある。
永見さんによると、上越市の中川市長も全面協力を約束したとのことで、今から春の観桜会が楽しみである。