セイヒョー(新潟市北区)、機械トラブルに伴う製品ロスなどで減益に
株式会社セイヒョー(新潟市北区)は12日、2023年2月期第3四半期決算(非連結)を発表した。
売上高32億7,808万5,000円、営業利益3,583万7,000円(前年同期比68.1%減)、経常利益3,325万5,000円(前年同期比72.7%減)、四半期純利益7,725万9,000円(前年同期比77.9%減)となった。
第3四半期累計期間の売上高は、主力のアイスクリーム部門において、自社ブランド品の新規取引先の開拓や既存取引先への拡販などが堅調に推移した。一方で損益面は、原材料価格やエネルギーコストの高騰、アイスクリーム類を製造する新潟工場において製造設備入れ替え時の不具合や第3四半期会計期間の機械トラブルなどに伴う製造ロスが発生したことにより減益となった。
また同日、第3四半期累計期間における業績動向などを踏まえ、2023年2月期通期業績予想の修正を発表した。
通期連結業績予想の売上高は、前回発表予想から3億円増の39億円(増減率8.3%増)、営業利益は△7,000万円減の1,000千万円(同△87.5%減)、経常利益は8,000万円減の1,000万円(同△88.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は△6,300万円減の500万円(同△92.6%減)、1株当たり当期純利益は、10.15円(前回発表予想は、138.14円)とした。
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