2018年を振り返る③「新潟市のシンボル・レインボータワーが姿を消す」

今年11月、シンボルタワーとして45年間、親しまれてきた万代シテイのレインボータワーがついになくなった。新潟市のもう一つの繁華街である古町の大和新潟店に続き、レインボータワーがなくなり、さらには古町の新潟三越もなくなるということで、寂しさを感じた方も多かったに違いない。

だが一方で、JR新潟駅の高架駅が一部開業して印象が随分と変わった。数年後の全面開業の暁には、政令指定都市・新潟の新しい顔になることは間違いないし、マルタケビル、流作場五差路の開発なども続く。万代シテイも、5年前に開業したラブラ万代などが賑わいを見せているし、レインボータワーのあった万代シテイパークもリニューアルされて生まれ変わるという。古町でも、惜しまれつつ解体された大和跡地に再開発ビルの建設が進んでいる。

港町新潟の歴史(北前船の歴史)が息づく建物・施設を大事にしつつも、新しいものにも出会える街・新潟市を目指してほしい。

今年5月

建て替え工事の進む新潟駅前のシンボルビル「マルタケビル」の工事現場。遠くには、解体作業の進むレインボータワーが見える(今年10月)

解体工事の進むレインボータワー

上古町からレインボータワーを望む

もうこの風景は見ることができない

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