新潟維新の会が統一地方選第二次公認候補予定者を発表、日本維新の会の馬場伸幸代表が新潟県入り
新潟維新の会は13日、新潟県庁で記者会見を開き、統一地方選第二次公認候補予定者を発表した。また、日本維新の会の馬場伸幸代表が新潟県入りし、記者会見に出席した。
記者会見の冒頭、馬場代表は、「これから少子高齢化や人口減少が確実になってきている日本では、内外共に問題が山積している。日本維新の会という政党が結党して10年という月日が経った。身を切る改革をはじめとして、その果実を将来への投資にしていく。これを全国の自治体でもやっていく」と話した。
続けて、「日本の経済が成長しない大きな要因の1つは、現役世代、子育て世代の可処分所得が伸びていないこと。少々給料が上がっても、国民負担率も同時に上がっている状況。こういったことを解決するには、やはり抜本的な構造改革をやらなければいけない。今までの考え方の延長線上には答えはないというのが、日本維新の会の考え方だ」と語った。
統一地方選挙については、「現在、400人の地方議員が(日本維新の会に)在籍している。これを1.5倍の600人にするという方針だ。かつ、全国で地方議員を誕生させるという方針で、候補者の発掘・擁立を行っている」と話した。
全国で候補者を発掘・擁立することを目指す中で、新潟県の位置付けについて、「新潟だけでなく、東北や北陸などは、全国的にみて維新の会の指示がやや低い状況だ。これは、常日頃から有権者さんと触れ合う立場に立てる地方議員を増やすのが1番の近道だと考えている。新潟では、春の選挙に向けて最後まで候補者の擁立は努力していきたい。1人でも多く、維新の志士を生み出して、皆さんの声をくみ上げていきたい」と語った。
統一地方選第二次公認候補予定者で田上町議会選挙に立候補予定の品田政敏氏は、「私は3年前に日本維新の会に入党した。田上町議会に2回目の挑戦をするわけだが、身を切る改革というのは何だろうかと考えた時に、私の政治姿勢というのは学生の頃からずっと社会党で来ているので、その辺の感覚がなくて、これから何をするべきかを考えて、日本維新の会に賭けることにした。頑張っていきたいと思う」と出馬への意欲を語った。
同じく、統一地方選第二次公認候補予定者で長岡市議会議員選挙に立候補予定の高橋美里氏は、「大阪では改革が進んでおり、成長路線を掲げているが、新潟県や私が生活している長岡市では、まだ保守政治が当たり前のように行われていると感じている。市民が求める抜本的な構造改革を長岡市でも1つ1つ実現させていけたらと思い、覚悟を持って挑んでいきたいと思う」と熱意を述べた。
同じく、統一地方選第二次公認候補予定者で新発田市議会議員選挙に立候補予定の宮本佳太氏は、「昨年末まで銀行に勤めていたが、新発田市を周る中で、政治に対して変えてほしいという声を銀行員という立場で聴く機会が多くあった。私自身、退路を断って、議会に臨み改革の風を吹かせられるようにしたい。若い力、若い人の声を拾い上げて、かつ、声なき声を拾い上げていきたいと思っている」と意気込みを語った。