新潟市中央区で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出
新潟県によると、新潟市中央区で回収されたノスリの死亡個体から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された。県では、新たに野鳥監視重点区域内で状況調査を実施し、その結果を公表していく。
同個体は5日、新潟市中央区で発見され回収。6日に簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性を確認。環境省は回収地点の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定していた。そして13日、環境省が遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された。
県は野鳥監視重点区域内で状況調査を実施するとともに、区域内の養鶏農場へ対して異常がないことを確認して防疫対策の再徹底を指導した。なお、村上市と上越市の養鶏場の野鳥監視重点区とは重複していない。
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