売上高は350億円減に デンカ(東京都)が主力商品の需要減などで通期連結業績を下方修正
デンカ株式会社(東京都)は13日、2022年11月8日に公表した2023年3月期通期連結業績と期末配当予想をともに下方修正したと発表した。
それによると、売上高は前回発表より350億円減の4,100億円、営業利益は前回発表より100億円減の330億円、経常利益は前回発表より100億円減の290億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表より65億円減の120億円に下方修正した。
世界経済の急激な減速により、電子・先端製品などの主力製品の需要が大きく減少しており、収益確保のためのコストダウンなどに努めているものの、売上高、利益とも前回公表した
予想値を大きく下回ることが避けられない状況であるため。
同時に、期末配当予想を前回予想の75円から30円に下方修正した。第2四半期末との合計では100円の予想となる。