全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議(第19回)がオンラインで開催

全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議に出席する新潟県の花角英世知事

全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議(第19回)が4日午前、オンラインで開催され、「第4波の到来を受けた今後の新型コロナウイルス感染症対策についての緊急提言(案)」や「新型コロナ『第4波』をみんなで抑えよう宣言(案)」などについて、参加した知事が意見を述べた。

新潟県の花角英世知事は、ワクチン接種について要望。「新潟県でも医療従事者のワクチン接種が順調に進んでいて、まもなく高齢者の接種も開始されるが、前回も申し上げたとおり、一般住民の方への接種については、交通機関の運転手などエッセンシャルワーカー(日常生活における、必要不可欠な仕事を担う人)といわれる方々が早く接種できないかという要望をいただいている。こうした声に応えるためにも一般住民における優先的な接種の考え方について、国において示していただけないか」と要望。さらに続け、「何よりも(一般住民のワクチン接種に向けた市町村の準備を円滑にするためにも)ワクチンの供給の供給スケジュールの全体像(一般住民への接種スケジュール)を早く示してほしい」と述べていた。

また観光についても要望し、「都道府県が行う県内旅行の割引事業を財政的に支援する「地域観光事業支援制度」について新潟県でも(県民宿泊割引の拡充など)活用の検討を行なっているが、6月のGo Toトラベルの再開を念頭に、実施期間が5月末とされているが、(制度を組み立てて県民に広く活用してもらうためには時間が足りないため)期間の延長について柔軟な対応をお願いしたい」と語っていた。

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