【村上新聞】町屋通りにカフェ酒場「NIHACHI」オープン 木の温もりと自家製料理味わって
店名は店主の年齢にちなんで
村上市大町の十輪寺参道にこのほど、町屋風にリノベーションしたカフェ酒場「NIHACHI」がオープンした。
店主は、市内出身の山田知佳さん(28)。神奈川の大学で栄養士の資格を取得した後、村上に戻り会社勤めをする傍ら、創業経営塾を受講するなど約4年間、村上での飲食店経営の準備を進めてきた。
午前11時から午後2時までは「ランチメニュー」。全て前菜付きで「朝日豚のローストポーク丼・1200円」「国産牛筋肉のビーフシチュー(自家製パン付き)・1200円」「自家製クリームチーズと生ハムのトマトソースパスタ・1100円」の3種。デザート(ケーキ類)、ドリンクなどをプラスしたセットメニューも用意した。
午後5時半から10時までは、大衆酒場として営業。おまかせ4品+ドリンク1杯の晩酌セット・2100円のほか、鶏の唐揚げ、揚げ出し豆腐、手羽先、ピザなど約30種の単品メニューを揃え、ドリンク類も豊富に用意した。
店名は自分の年齢にちなんで「NIHACHI」とし、理想だった城下町の風情を残す町屋通りの空き店舗を選んだ。内装は中山建築(中山陽介社長)が施工し、カウンター5席、小上がり4テーブルを設置。腰板や床に岩船産スギをふんだんに使い町屋の雰囲気を醸し出した。
山田さんは「木の温もりを感じながら、地元の食材を使った自家製料理を気軽に味わってもらいたい」と話した。
村上新聞2022年1月14日号