「『運命』であり『宿命』なんだと強く確信している」24日に告示される新潟県弥彦村選に立候補予定の本間芳之氏が総決起集会

総決起集会の様子

24日に告示される新潟県弥彦村選に立候補予定の本間芳之氏の総決起集会が14日、弥彦村農村環境改善センター(新潟県弥彦村)で行われた。来賓の細田健一衆院議員のほか、自治体議員、支援者などが参加した。また、菊田真紀子衆院議員から祝電が届けられた。現職の小林豊彦も3選を目指して立候補の意向を示しており、選挙戦になる見通し。当日、総決起集会には約400人の聴衆が集まった。

立候補予定の本間氏は、無所属で立候補することを表明している。弥彦村出身で、テレビ新潟放送網のグループ企業である「TeNYサービス」(新潟市中央区)の代表取締役社長を務めている。

 

新潟県弥彦村選に立候補予定の本間芳之氏

 

本間氏は、「弥彦一心!新時代!」をスローガンに「35の約束」を掲げている。1979年に死去した本間道夫元村長の長男で、故本間道夫氏が1980年に制定した弥彦村民憲章を政治信条としている。

「35の約束」は、子どもの医療費は高校生まで無料の継続、また、さらなる児童手当・児童扶養手当の上乗せを行い、併せて、進学準備一時金の検討を進めるなど、子育て・教育・農業・産業・観光・医療・行政・生活支援・人口減少対策などが盛り込まれている。

本間氏は総決起集会で壇上に上がり、「様々な皆様の意見に耳を傾け、そして議論を深め、明るく活力に満ちた公正公平な新しい弥彦村政を目指していきたい」と意気込みを語った。

本間氏の父である元弥彦村村長の本間道夫氏に関わる話では、「父が亡くなり、1,2年経ったころ、大変親しくしていた人がお参りに来た時に『お前は今務めている会社で必死に働いて、勤め上げろ。その後は、弥彦村に尽くすんだ』という声が、ずっと耳に残っていた。まさにそれが今なのだと思う。これは、『運命』であり『宿命』なんだと強く確信している」と村長選に名乗り上げるまでの経緯を語った。

応援に駆け付けた。来賓の細田衆院議員、「私の知人、友人あるいは本当に大切な支援者が(弥彦村には)たくさんいる。しかし、この8年うつむいている人が多い。そういう状況の中で、本間芳之さんが立ち上がってくれた。本当にありがたい」と本間氏の存在を強調した。続けて、「必ず、8,000人の村民1人1人の意見を大切にしながら、村政運営を行っていただけると確信している」と語った。

さらに、「私は経済産業省という役所の出身だ。本間村長が誕生したら、村の大きな大きな事業の1つである弥彦競輪。これを全面的に一緒になって応援したいと思っている」と話した。

応援に駆け付けた細田健一衆院議員

菊田衆院議員は祝電で、「弥彦村民憲章を原点に、明るく活力に満ちた公正公平な新しい弥彦村を実現するために、本間芳之さんは一身を投じて立候補した。その熱意と志に敬意を表すものの1人だ」と応援メッセージを贈った。

総決起集会の最後には、本間氏の支援者が名前やメッセージなどを書き込んだ「千人寄せ書きのぼり」が本間氏に手渡された。

「千人寄せ書きのぼり」が本間氏に手渡された

会場の様子

 

 

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