キタック(新潟市中央区)、上場維持基準の適合に向けた計画の進捗状況と、組織変更および人事異動を発表

株式会社キタック(新潟市中央区)

株式会社キタック(新潟市中央区)は17日、上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について発表した。

2022年10月20日時点において、同社は、流通株式時価総額については充たしていない(流通株式時価総額が基準10億円に対し5億7,000万円だった)。よって、同社は2026年10月20日までに上場維持基準を充たすため、企業価値の向上による株価の安定・向上に向けた各種取り組みを進めていくという。

具体的には、経営方針の3本柱である「稼ぐ力の強化」「働く環境の改善」「多様な人材の活用」に基づき、技術力のいっそうの高度化や企業としての社会的信用の確保に努めていく。

このうち、多様な人材の活用では、社内の各所属で社員の年間教育計画を策定して必要な講習・研修を随時受けるように定め、技術職員の技術力維持向上、経営幹部養成研修や営業担当社員のスキルアップなど、組織力全体の強化を目指した社員教育に力を入れる。これからも、多様な人材を育成し活用することは重要な施策として継続していくという。

また、国土交通省では「防災・減災・国土強靭化のための5か年加速化対策」を実施し2025年度までにその事業規模は約15兆円になると見込まれていることから、キタックではこの分野にも注力する。

また、キタックは17日、同日開催の取締役会において、組織変更および人事異動について決議したと発表した。

キタックは、長年培った技術力を活かし多様な顧客のニーズに速やかに応えるため、技術と営業の連携をさらに強化することを目的とし、「販促管理部門」を「事業管理部門」に組織変更するという。

取締役の異動については、以下の通り。氏名、新役職、旧役職

中山輝也氏 代表取締役会長 再任

中山正子氏 代表取締役社長 再任

平野吉彦氏 取締役副社長(技術管理部門統括) 再任

金子敏哉氏 常務取締役(事業管理部門統括) 再任

上原信司氏 常務取締役(事業管理部門副統括) 再任

佐藤豊氏 取締役(事業管理部門副統括)再任

大塚秀行氏 取締役(技術管理部門副統括)再任

小林清吾氏 取締役(監査等委員)新任

久保田正男氏 社外取締役(監査等委員)再任

渡部文雄氏 社外取締役(監査等委員)再任

なお、今回の組織変更で取締役を退任した、齊木勝氏、中山修氏、林剛久氏、西潟常夫氏は、引き続き顧問として勤務するという。

 

 

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