新潟県の花角英世知事が定例会見、2024年3月1日に開院予定の県央基幹病院について言及

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は18日、新潟県庁で定例会見を開き、新潟県村上市などで発生した高病原性鳥インフルエンザについての話や、済生会新潟県央基幹病院(新潟県三条市)の開院予定日などについて語った。

冒頭、花角知事は新潟県村上市と新潟県上越市相次いで発生した高病原性鳥インフルエンザについて、「自衛隊、市町村、建設業界などの関連団体の協力をいただき、全庁を挙げて24時間体制で防疫措置を進めさせていただいた。結果、想定よりも早く殺処分を終了できた。心より感謝を申し上げる」とコメントした。

済生会新潟県央基幹病院(以下 県央基幹病院)は、2024年3月1日に開院予定となっており、18日から開院に向けてメディカルスタッフの募集を開始した。

県央基幹病院は、県央地域の救急医療や専門医療の中心的役割を担う。院内の病床数は、400床(一般病床396床、感染症病床4床)、オペ室8室、救急病床20床を整備予定だ。

花角知事は県央基幹病院について、「県央地域は圏域外の搬送が非常に大きな割合を占めるという状況の中、必要な医療を提供できるように環境整備を進めてきた。2つの病院を統合し、大きな中核となる県央基幹病院を作り、そして、周辺の病院と役割分担をする。これにより、地域に住む皆さんに適切な医療が提供されるのではないだろうかと思う」と話した。

県央基幹病院の開院に関しては、「日にちがはっきりしたということで、より関係者も準備も明確に進んでいくのではないかと期待している。地域の皆さんも期待が高まっていると思う」と語った。

加えて、「どんな病院もいきなりフルスタートでは走れないと思うので、それなりの助走期間と段階的な拡充を経て、令和6年度のどこかでフル機能に達するものだと考えている」と付け加えた。

 

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