感電防止措置を講じていなかった疑いで小林造園(新潟県阿賀野市)が書類送検

災害発生現場の様子

新潟労働基準監督署は20日、株式会社小林造園(新潟県阿賀野市)と同社の代表取締役を労働安全衛生法の疑いで新潟地方検察庁に書類送検した。

2022年9月3日、新潟市中央区の街路樹剪定工事現場において、従業員2人に送電線の下部で高所作業車を使用させ選定作業を行わせていたところ、送電線に接近したことにより感電し、労働者2人のうち1人は死亡、もう1人は負傷するという災害が発生した。

労働安全衛生法では、労働者に送電線などの充電電路に近接する場所で移動式クレーンなどを使用する場合に、労働者が感電する危険が生ずるおそれのある時は、充電電路の移設、囲いの設置等の措置、これらが著しく困難な場合には監視人を配置して作業を監視させることなどが規定されている。

しかし、災害発生時、このような感電防止置が講じられていなかった疑いがある。

 

 

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