全国選手権を制した開志国際高等学校男子バスケットボール部、地元新潟県胎内市の井畑明彦市長を表敬訪問【動画あり】
2022年末に全国高等学校バスケットボール選手権大会を制した開志国際高等学校(新潟県胎内市)男子バスケットボール部の選手たちが20日、地元胎内市の井畑明彦市長を表敬訪問し、大会の裏側や今後の目標について語った。
井畑市長のもとを訪れたのは、大会にも出場した澤田竜馬選手、中島遙希選手、平良宗龍選手、清水脩真選手と工藤彰範校長、富樫英樹監督。選手たちはそれぞれメダルを身につけ、ウィンターカップの優勝杯を持参した。
少し緊張気味な様子の選手たちへ井畑市長は「私自身も嬉しかったが、多くの人が選手の皆さんの活躍を喜んでいた。年の暮れから年明けまで、多くの人から『よかったですね』『おめでとう』と声をかけられた。昨年は暗く悲しい話題が多い年だったが、皆さんが昨年末に優勝してくれたおかげで、特に市民にとっては素晴らしい年明けになった」と声をかけ歓迎していた。
歓談の中では、大会に臨んだ際の印象や気持ちについて各選手が語った。今年からキャプテンを務める澤田選手は「準決勝が一番接戦で、そこで勝ち切れたのが次の決勝の点差に繋がった。(決勝で)戦ってる時は、『勝てるな』と確信していた」と戦いを振り返る。
また、2020年のウィンターカップで同校が新型コロナウイルスの影響から棄権せざるを得なくなった事態にも触れ、そうした困難も乗り越えての今回の優勝に富樫監督は「なんとも言えない喜びがあった」と噛み締める様子で井畑市長へ語った。
表敬訪問の後、囲み取材に応じた澤田選手は「(市長から)胎内市の皆さんが応援していると聞いて、それに応えられるようにこれからも頑張ろうと思った」と話し、そして次の抱負について「去年はインターハイは優勝できなかった。今年はインターハイとウィンターカップの2冠を目指したい」と意気込んだ。