「思っていた以上に簡単だった!」 トチオンガーセブンがスマートフォンを用いた確定申告「スマート申告」を体験

スマート申告をPRする忠平署長(左)とトチオンガーセブン(右)

今年も確定申告のシーズンがやってくる。近年では、スマートフォンを用いての申告(スマート申告)ができるようになるなど、納税の利便化が進みつつある一方、納税者のなかには、未だ紙ベースの提出書類の作成に苦労させられている方も多いのではないだろうか。

スマート申告には、自宅から簡単に、誰でも24時間、自分のスマホで確定申告できることや、税額が自動計算されるなどのメリットがあるが、今年1月からは、これまで3回読み取りが必要だったマイナンバーカードの読み取り回数が1回で行えるようになったほか、カメラ機能を利用して源泉徴収票の自動入力がなされるなど、入力時間の大幅な短縮が実現する。

長岡税務署(新潟県長岡市千歳1)では19日、より多くの市民に、スマート申告の便利さを知ってもらおうと、トチオンガーセブンを「スマホ申告やろうぜ大使」に任命し、実際にスマート申告を体験してもらおうという催しをアオーレ長岡で行った。

トチオンガーセブンは、今回の企画のために作られた自身のマイナンバーカードを使いながら、自身のスマートフォンを使っての確定申告を、実際に体験した。

税務署職員の説明を受けながらスマート申告をするトチオンガーセブン

職員のサポートを受けながら、実際にスマート申告を体験したトチオンガーセブンは、「今回本当にはじめてだったが、想像していたよりも、すごく簡単でびっくりした。ちょっと悩むかな、と思っていた部分もあったが、全くそんなことがなかった。非常にわかりやすく、サクサクと進んだ」と感想を述べた。

また、「日本で生きていくうえで納税の義務といったものは非常に大事なこと。生きていくうえで欠かせない制度を、子どもたちにしっかりわかってもらいたい。なおかつ、年配の方にも、トチオンガーセブンができるんだから、自分たちにもできるんだと思っていただければ」とした上で、「皆さん、スマホで確定申告をよろしくお願いいたします!トチオンガースパーク!ファイアー!」と、元気よく締めくくった。

トチオンガーセブンが税の広報に関わるのは、2022年11月に行われた新潟県長岡市内の上川西小学校で開催された「租税教室」以来、2度目となる。

今回も、税の広報にトチオンガーセブンが起用された理由として、長岡税務署の忠平典幸署長(60歳)は、「トチオンガーセブンは、やはりネームバリューがある。前回行った租税教室のときの小学生の反応などを見ると、非常に良かった。やはりこういったスマホの申告というのがこれからスタンダードになっていくのではないかと思うので、そういったところで、ご登場いただいて、アピールしてもらうのが一番効果的だと考えた」とした。

「今後は、スマホ申告のみならず、いろいろなところで、あらゆるところでアピールをお願いしていきたいと考えている」と、「スマホ申告やろうぜ大使」としての、トチオンガーセブンの今後の活躍に、大いに期待をしている様子である。

長岡税務署では、今月23日、24日、25日と、マイナンバーカードを持っている、あるいは申請中の長岡市民を対象に、アオーレ長岡でスマート申告の相談会などを行う予定である。始まってしまうと、意外と時間が足りなくなってしまう確定申告を、スマート申告で、スマートに乗り切りたい。

「スマホ申告やろうぜ大使」の委嘱状を受け取るトチオンガーセブン

この日のために用意されたトチオンガ―セブンのマイナンバーカード

(文・撮影 湯本泰隆)

 

 

 

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓