【動画あり】「地域の安心安全を守る」新潟市消防団南方面隊が出初式を開催、中ノ口川右岸から対岸に向けて一斉放水
新潟市消防団南方面隊は22日、新潟南消防署(新潟市南区)で「令和5年南方面隊消防出初式」を開催した。この日は新潟市南区の消防団の幹部などが一堂に集まったほか、来賓として、新潟市の五十嵐雅樹南区長などが出席した。
出初式では、来賓として出席した新潟市の五十嵐南区長が登壇し、「災害現場において、活動する南方面隊への区民の期待は高まっている。南方面隊の皆様には、安心安全な町の実現に向け、より一層の貢献をお願いしたい」と挨拶した。
11時ごろから新潟消防署の訓練場において、南方面隊による分裂行進や、白根地区の市街地に向けて消防車両がパレードを実施した。
その後、新潟市南区を流れる信濃川の支流の1つである「中ノ口川」の右岸から対岸に向けて、南方面隊による一斉放水が行われた。
新潟市消防団南方面隊の小林重之方面隊長は、「コロナ禍という事もあり、なかなか思ったような行動ができなかったが、だんだんコロナの状況も変わってきているので、今までの通りの活動、行事をしっかりとやっていきたいと思う」と話した。
さらに、「消防団も一生懸命に活動しているので、また地域の人と一緒になって防災、減災活動をやっていきたい」と語った。
一斉放水には周辺の住民も多く集まり、地域を守る南方面隊の勇壮な姿に見入っていた。