ヨネックス(東京都)のインド子会社 ベンガルール市(インド)にバドミントンラケット新工場開設を発表
ヨネックス株式会社(東京都)は23日、インド子会社Yonex India Private Limitedがベンガルール市(インド)において、バドミントンラケットを製造する新工場を開設することを発表した。
ヨネックスは2017年4月から、ベンガルール市においてバドミントンラケットの製造を行っており、インドの顧客の支持を得ながら製造数を増やしてきた。新工場は、スチール/アルミ製ラケットを製造する既存工場に加え、大幅に規模を拡大しカーボン素材のラケット製造設備を備えた第二工場として、今年4月から本稼働を予定している。
開設にあたり、21日にデリー(インド)にて現地メディアへ向けた記者発表を行った。記者発表には、報道関係者に加えインドバドミントン協会関係者、インド販売店関係者など多くの客を迎え、今後の更なる競技の普及発展に向けた相互協力について改めて確認た。
今年人口世界一になると言われるインドではバドミントンが盛んに行われているが、近年の国際大会におけるインド選手の活躍はめざましく、2022年5月に行われた男子の国別対抗戦「トマス杯」において強豪国を下し、インドチームが初優勝したことで、バドミントン競技に対する関心も益々高まりを見せている。
ヨネックスは引き続き「made by Yonex」の高品質バドミントンラケットの製造に注力し、インドの顧客に同社製品を安定して届ける体制を強化していく。3年後をめどに現在の3倍の生産規模を達成することを目標とし、バドミントンファンのすそ野の拡大とヨネックスブランドの更なる浸透を図るとともに、インドにおけるバドミントン競技の普及・発展に貢献しいく。
新工場の名称は、「ヨネックスインド 第二工場」で、敷地面積は2万1,322平方メートル。延べ床面積は、8,346平方メートル。
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