【企業進出】「日本中のIT人口を増やしたい」小林取締役、新潟オフィスを開設した株式会社SHIFT(東京都)が新潟県の佐久間副知事らを表敬訪問

株式会社SHIFT(東京都)の小林元也取締役(中央)

新潟県と新潟市が連携して誘致を進めてきた株式会社SHIFT(東京都)は26日、新潟県庁にて、新潟県の佐久間豊副知事と新潟市の朝妻副市長と面談し、進出の報告を行った。

東京都港区に本社を置くSHIFTは、ソフトウェアの品質保証・テストを軸として、開発工程全般を支援するサービスの提供などを行っている。金融機関などの基幹システムから、ECサイト、スマートフォン向けのアプリ・ゲーム検証まで、幅広い分野の顧客への品質保証サービスを手がけている。

SHIFTは、2022年12月に新潟オフィスを日本生命新潟ビル(新潟市中央区)に開設した。新潟オフィスでは、年々採用者を増やしていき、最終的には70人の採用を目指している。

なお、SHIFTでは、新潟市内および近郊に住む人を対象に、入社後100万円を提供する独自の採用キャンペーンを開始している。同社の定める一定の条件を満たす人に対して、入社後の在宅環境の整備などに活用してもらいたいとしている。

この日、表敬訪問に訪れたSHIFTの小林元也取締役は、新潟市の出身。佐久間副知事との面談の中で、小林取締役は、「日本中のIT人口を増やしていきたいと思っている。給与体系は全国一律で、年功序列ではなくしっかりと能力評価している。こういった形を広げていきIT業界に人を増やせば、人口減になる日本の状況を打破できると思う」と話した。

続けて、「ITを駆使すれば新潟でも仕事が出来ると思っている。今、成長している若い学生達に、新潟で世界の仕事に携わっていく。この空気をつくって広げていくような形にしていきたい」と意気込んだ。

(左から)新潟市の朝妻博副市長、株式会社SHIFTの菅原要介上席執行役員、小林元也取締役、新潟県の佐久間豊副知事

 

【関連サイト】
株式会社SHIFT

 

 

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓