【速報】新潟県弥彦村長選、新人の本間芳之氏(65歳)が初当選
任期満了に伴う新潟県弥彦村長選が29日投開票され、新人の本間芳之氏(65歳)が初当選した。今回は保守系同士の激しい争いとなったが、本間氏が変革を望む村民の支持を集め、現職の小林豊彦氏(77歳)を退けた。
本間氏は「弥彦一心新時代と訴えてきた。これは私の勝利ではなく、支えてくれた皆様の勝利である。弥彦村を新しくしたい、取り返したいという熱意がこの票になったと思う。感謝しかない」と語った。
一方、小林氏は「政策は間違ってなかった。敗因はただ一つ、私に責任ある。私は村が良くなるため、批判があろうとやるべきことはやるという信念でやってきた。それが結果的に、村民の皆さんに受け入れていただけなかった」と話し、支援者に頭を下げた。そして、「私が基礎を作ってきたので、本間さんには、この基礎の上で、村民のための素晴らしい村政を行なってほしい」と語った。
得票数は、本間氏が2,672票、小林氏が2,202票だった。有権者数は6,582人、投票者数4,911人、投票率74.61%。
本間氏は新潟県弥彦村出身。県立巻高校、大東文化大学卒。株式会社テレビ新潟放送網、2022年9月まで株式会社TeNYサービス代表取締役社長を務めた。