新潟県妙高市の職員が器物破損の容疑で逮捕される 西澤澄男副市長らが謝罪

謝罪する妙高市の西澤澄男副市長(右)、吉越哲也総務課長(左)

新潟県妙高市は31日、同市農林課農地林政係の副参事係長(50歳)が器物破損の容疑で逮捕されたと発表した。同日夕方、緊急で記者会見を開いた。

警察署の発表によると、同職員の容疑は、2022年年9月12日の19時42分ごろ、妙高市内の駐車場に駐車中の普通乗用車の車体(ボンネット)に傷をつけ、損壊させたもの。1月31日に妙高警察署に逮捕された。

同職員は警察の調べに対し、容疑を認めているという。動機については、市は「警察から知らされていない」としている。

今回の事案に関して妙高市の城戸陽二市長は、「この度、本市職員が逮捕されたことについて、全体の奉仕者として、全職員が日頃から綱紀粛正を徹底し、職務に取り組んでいる中での不祥事によって、市民の信頼を著しく失墜させる事態となり、深くお詫びいたします。今後、このようなことが起こることがないよう、改めて職員に対し綱紀粛正、服務規律の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に、誠心誠意努めてまいる所存でございます」とコメントを発表した。

なお、当該職員の処分については、「事実関係を詳細に確認のうえ検討いたします」としている。

西澤副市長は「今回は勤務時間外だったが、公務員は24時間公務員でなければいけない。非常に遺憾に感じている」と話した。

記者会見の様子

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