一ノ木戸商店街（新潟県三条市）でアニメDIYのスタンプラリーイベント、開催を直前に控え参加店舗が最終確認

新潟県三条市を舞台にしたアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」。劇中にも登場した市内の一ノ木戸商店街で２月１日から、コラボスタンプラリーイベントが始まる。その前日となる３１日、参加店舗が集まり、イベントの最終確認と決起集会を行った。

スタンプラリーイベント「D.I.Y（だいすき！.一ノ木戸商店街へ.ようこそ！）」は、一ノ木戸商店街にとって初のアニメコラボイベント。一ノ木戸商店街の「TREE」か「星野園」でスタンプカードを受け取り、対象の２４店舗で貰えるスタンプかサインを６つ集めると、加藤けえさん（新潟県出身のアニメーター　アニメDIYで作画監督・プロップデザイン）の書き下ろしの複製ミニ色紙が貰える。

開始前日となる３１日の集会には、参加店舗をはじめ三条市の職員も参加して、企画内容やアニメキャラクターパネルの組み立てかたを説明。また、周辺は駐車場が限られることから、付近の有料駐車場や、図書館「まちやま」や「えんがわ」（劇中にも登場）の駐車場にも案内できるように確認した。

３１日の集会の様子

パネル組み立ての様子

なお、スタンプは商品の購入ではなく、店員に話しかけるだけで貰える。今回のイベントの中心となっている「TREE」の中川裕稀代表取締役は集会の中で「（アニメファンと）コミュニケーションをとることで、アニメと商店街の根強いファンを作りたい。コミュニケーションの中で何か気づいたことがあれば、また次の会議で提案してほしい」と呼びかけた。今回で弾みをつけ、第２弾、第３弾と繋げていきたい考えだ。

三条市経済部営業戦略室の会田貴生係長も「みなさん（商店街）の協力のおかげで、第１弾を形にできた。三条市のアニメファン向けイベントとしては初めて。交流を楽しんでいただきながら、この三条に何を求めているのか、ファンの素直な気持ちを聞き出してほしい。我々行政も一緒に『聖地化』に取り組み、改善できるところがあれば協力していきたい」と意気込んだ。

イベントの開催期間は２８日まで。キャラクターパネル６体は週替わりで各店で展示される。なお、スタンプカードも記念に持ち帰ることができるという。