【統一地方選挙】新潟県が「第20回統一地方選挙」の事務室を開設 「将来を担う若い有権者に価値ある一票を」落合書記長

選挙事務室入口に看板を設置する新潟県選挙管理委員会の落合秀也書記長

4月に実施される第20回統一地方選挙に向け、新潟県選挙管理委員会は2日、選挙事務室を開設した。選挙事務室には、職員11人が常駐し、選挙に関する管理事務、説明会の実施、投票用紙の発送業務などにあたる。

統一地方選挙は、国民の地方選挙に対する関心を高めることなどを目的として、4年に一度全国的に地方選挙の日程を統一して実施するもので、今回で20回目となる。新潟県内では、前半戦が4月9日に新潟県議会議員選挙と新潟市議会議員選挙、後半戦が4月23日に加茂市長選挙と10市町村の議員選挙が実施される。

今回の統一地方選挙について、新潟県選挙管理委員会の落合秀也書記長は、「政治への参加は有権者一人一人が大切な選挙権を行使するところから始まります。有権者のみなさまには、棄権することなく投票に参加されますようお願いします。特に新潟県の将来を担う若い有権者のみなさまには、価値ある一票を積極的に投じられますよう強くお願いいたします」と県民に呼び掛けた。

なお、過去の県議会議員選挙の投票率は、4年前の2019年が49.77%。8年前の2015年が過去最低の49.70%と、50%を下回っている状況が続いている。落合書記長は、「この度の県議会議員選挙は、50%を上回る投票率となるよう、啓発につとめていきたいと思います」と語った。

今後、新潟県選挙管理委員会は、2月中に選挙推進会議などを行ったのち、立候補予定者説明会を3月6日(長岡)、7日(新潟)、8日(上越・佐渡)に実施する。告示日(立候補受付)は、3月31日。

新潟県の選挙事務室

新潟県選挙管理委員会の落合秀也書記長

 

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