新潟南警察署で毎年恒例の豆まき、交通ルール守らない悪い鬼を子供たちが撃退【動画あり】
新潟南警察署と南区安全運転管理者協会は節分の時期に合わせ2日、区内の園児を招いて「交通安全豆まき」を開催した。参加した園児たちは、交通ルールを守らない悪い鬼たちへ豆を投げつけ撃退し、交通安全について学びを深めた。
警察署での豆まきは、同地域が新潟市に合併する以前、白根警察署の時代から30年以上つづく毎年恒例の行事。今回は、白根カトリックこども園の園児44人が参加した。
署員と管理者協会役員が「交通ルールを守らない鬼」に扮し「信号が赤だけど、急いでいるし渡っちゃおう」や「酔っ払ったけど、運転しちゃおうかな」などと喋りながら登場。園児たちに元気よく豆を投げつけられると「これからは交通ルールを守ります」と改心した様子で退散していった。
今回「福の神」に扮して園児たちへ豆や反射シールを配った新潟南署の近藤孝一署長は「お子さんたちに、チャイルドシートの装着や、信号を守ること、横断歩道の渡り方を呼びかけた上で、豆まきという形で楽しく教えることができてよかった」と話す。
合わせて「先般から寒波でスリップ事故が多発し、雪で道路幅も狭くなっている。運転者はスリップ防止や歩行者に十分注意し、歩行者も自動車に気をつけてほしい」と呼びかけた。
なお、新潟南署管内での人身事故件数は、昨年1年間(2022年1月から12月)で63件。そのうち歩行者が巻き込まれるのは13件。子どもが巻き込まれる事故は0件だった。