官民連携でスタートアップを支援する「J-Startup NIIGATA」、新たに5社が選定

新潟県庁

官民連携で新潟県に関わりのあるスタートアップを集中支援する「J-Startup NIIGATA」において、新たに5社が選定された。既存の選定企業と合わせ、計25社となる。2日に東京都内で開催されたイベント「地域スタートアップ連携 presented by NIIGATA」で発表された。

今回新たに選定された5社は、以下の通り。

・TradFit株式会社(東京都千代田区)

・株式会社パンタレイ(新潟県長岡市)

・株式会社魚沼スッポン(新潟県南魚沼市)

・株式会社サケアイ(新潟市中央区)

・株式会社Riparia(新潟市中央区)

「J-Startup NIIGATA」は、経済産業省が2018年に開始した「J-Startup」プログラムの地域版。関東経済産業局と県、公益財団法人にいがた産業創造機構が共同で取り組む。新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、県におけるスタートアップ・エコシステム強化を目指す。これまで、2021年5月に20社が選定されていた。

2日に開催されたオンラインイベントではまず、同プログラムに選定されている株式会社KUNOの佐藤傑代表取締役社長、株式会社アイセックの木村大地代表取締役、株式会社ユニークワンの立川和行代表取締役社長がピッチに立ち、事業の内容と今後の展開について語った。

そしてその後、追加選定企業が発表。選定されたのは、宿泊施設向けAIスピーカーのマーケットリーダーであるTradFit、小型風力発電装置によるエネルギーの地産地消を目指すパンタレイ、温泉を使ってスッポンを養殖する魚沼スッポン、日本酒を世界中に発信するアプリ「サケアイ」をリリースしたサケアイ、地方副業マッチングサービス「ともるい」などを展開するRipariaの5社。

 

【関連リンク】
J-Startup NIIGATA webサイト

 

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