新潟市中央区、西区、南区、東区で新たに計12名の新型コロナウイルス感染症患者

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は7日、中央区、西区、南区、東区で市内695例目から706例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計12名確認されたと発表した。

新規感染者12名の内訳は、中央区で3名、西区で5名、南区で3名、東区で1名。

695例目は中央区在住で自営業の20歳代男性。3月下旬に出張で東京都への往来があった。

696例目は中央区在住で飲食店従業員の20歳代男性。現時点で感染経路不明。

697例目から699例目は西区在住の学生の10歳代、20歳代男性。この3名を含む友人内12名で飲食を伴う会食があった(12名のうちの1名の自宅で行われた)。この12名の内の697例目から699例目の3名が発熱などの症状が現れ、市内医療機関を受診し陽性が判明した。残りの9名についてはこれから検査を行う予定。697例目から699例目のうちの1名が県外居住者の友人と接触する機会があったため、感染経路の把握はできているという。

700例目は東区在住で会社員の40歳代女性。現時点で感染経路不明。

701例目は西区在住の10歳代男性。676例目の濃厚接触者(同居家族)。

702例目は中央区在住で飲食店従業員の30歳代女性。678例目濃厚接触者(友人)。702例目は678例目が勤務する飲食店とは別の飲食店で勤務している。

703例目は南区在住で会社員の30歳代男性。682例目の濃厚接触者(会社の同僚)。

704例目は南区在住の医療機関職員の30歳代女性。703例目の濃厚接触者(家族)。682例目の感染を受け、濃厚接触者にあたる703例目の検査と共に検査を実施。陽性が判明した。

705例目は西区在住で会社員の20歳代男性。685例目の濃厚接触者(友人)。

706例目は南区在住で飲食店従業員の40歳代女性。686例目の濃厚接触者(同居家族)。

現在6名の感染者が確認されている676例目(西区の40歳代男性)が勤務する会社に関連する感染者は701例目(2次感染)を合わせて7名となった。

また、現在5名の感染者が確認されている628例目(西区の40歳代男性)が経営する飲食店に関連する感染者は、702例目(2次感染)を合わせて6名となった。

本日公表された感染者は全員軽症・または無症状。

ここ最近の飲食店以外の会食での感染が増えていることを受けて野島部長は、「飲食店であろうと飲食店でない会場であろうと、マスクを外して飲食をしながら話をするという場面に代わりはない。お互いに会食しているメンバー同士での感染リスクというのはほとんど変わらないため、感染のリスクを考えながら会食の形を工夫していただきたい」と話した。

 

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