北越メタル(新潟県長岡市)、第3四半期決算は増収黒字転換
北越メタル株式会社(新潟県長岡市)は3日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。売上高は234億4,400万円(対前年同期比9.5%増)、営業利益は8億2,800万円(前年同期は△3億100万円の損失)、経常利益は8億9,700万円(同△2億4,200万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億6,900万円(同△1億9,400万円の損失)と増収黒字転換となった。
北越メタルグループにおいては、前四半期につづき、主原料である鉄スクラップ価格は弱含みで推移した。一方、電力・ガス料金などの各種エネルギー価格は、ロシア・ウクライナ問題による需給の引締まりに加え、円安の影響により高騰しつづけましたが、こうしたエネルギーコストの上昇に対し、各種製品の販売価格への転嫁に努めた。
連結業績予想については、2022年8月3日の前回予想から修正していない。現在時点において入手可能な情報に基づいており、今後の主原料である鉄スクラップ価格や鋼材市況などの変動により、業績予想値が変わる可能性がある。
なお、2023年3月期の期末配当予想は、これまで未定としていたが、1株当たり40円とした。
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