新潟県阿賀野市内で整備の進む「阿賀野バイパス」

渋滞緩和や観光客増加に期待

国道49号が通る旧水原町(現阿賀野市)の交通混雑の緩和などを目指して整備が進められている阿賀野バイパス。阿賀野市寺社から同市下黒瀬に至る延長約8・1kmのバイパスだ。阿賀野市役所安田支所から新潟市役所へは、現在の国道49号線だと56分ほどかかるが、新バイパスを使えば、阿賀野市安田支所から新潟市役所まで49分で済むという。東部産業団地から新潟空港までの所要時間も57分から50分に短縮される。平成33年度に開通する予定だ。

一方、阿賀野市では、平成33年の観光客数170万人(平成28年は108万人)を目標にしている。阿賀野バイパスが開通すれば、新潟市方面から、「瓦テラス」「ヤスダヨーグルト」「サントピアワールド」などがある安田方面へのアクセスが改善することから、観光面での効果も期待できる。また、メガソーラーパネルが敷き詰められている東部産業団地にはまだ除分譲可能な土地はあり、進出企業の増加も期待できるかもしれない。

京ヶ瀬から水原方面をのぞむ

京ヶ瀬から横越方面をのぞむ

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