【前年度の300%超】新潟県三条市の「ふるさと納税」目標を大きく上回る47億円を達成
新潟県三条市は6日、ふるさと納税の令和 4 年度寄付金額が12月末までに約47億円となり、令和3年度の約15億円に対し、300%を超えたと発表した。
年度当初に掲げていた目標金額25億円からも大きく上回り、年度末の3月末までに目標額の2倍、50億円も視野に入っている。
三条市では令和3年10月にふるさと納税を統括する澤正史氏(CMO)を公募により任用した。令和4年4月より市役所職員でチームを編成し、ふるさと納税の運用をスタートさせ、短期間で大きな成果をあげている。
返礼品数は令和3年12月には約400品目だったが、令和4年12月は約1,600品目となり、約4倍となった。三条市内の事業者にふるさと納税の理念を説明し、制度への理解を得て、新規事業者開拓、新規返礼品開拓に注力をしたことが、成果の要因となっている。
なお、アウトドア関連事業者の返礼品に対する寄付額の内訳が全体の56%で、寄付額増加を牽引している。
澤CMOは次のとおりコメントを発表した。
「三条市CMOの公募は、燕三条の一翼を担う三条市が、ふるさと納税で燕市との差が7倍ある(令和2年度)という滝沢市長の問題意識のもと行われたものですが、その差を埋めることができ、私のふるさと納税におけるミッションは達成できました。三条市の事業者の皆様がふるさと納税の理念や制度について理解をして、地域のためにご尽力いただいたことが大きな成果につながりました。ふるさと納税を通して、一丸となって全国に三条市をPRすることができており、年度末の3月までに寄付額50億円を見据えて、引き続き三条市のすばらしさを伝えていきたいです」
また、三条市は、にいがた経済新聞編集部が独自に実施した「にい経アワード2022」で1位に輝いた。
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