ブランドイチゴ「越後姫」のスイーツイベントが初開催、新潟県新発田市で15日から
新潟県新発田市の二階堂馨市長は7日、新発田市役所にて定例記者会見を行い、2月15日から3月15日までの1か月間、「しばたの越後姫 いちご一会めぐり」を初開催すると発表した。
「しばたの越後姫 いちご一会めぐり」は、新発田産越後姫ブランド強化事業実行委員会が主催。2月15日から3月15日までの1か月の間、新発田市内の菓子店・飲食店など28店舗で「新発田産越後姫」を使ったスイーツなどが味わえるキャンペーンとなっている。また、異なる3店舗を巡って、シールを集めて応募すると豪華賞品が当たるスタンプラリーも実施される。
新発田市は越後姫の県内有数の産地である。「新発田といえば越後姫」「越後姫といえば新発田」を目指して、令和3年度に「新発田産越後姫ブランド力強化事業実行委員会」が発足し、2022年春にはPRの第一歩として新発田産大粒越後姫「姫のてまり」がデビューした。2023年度は新たな取り組みとして、参加店舗の「新発田の越後姫」を使った自慢のメニューを多くの人に味わってもらうことで、新発田産越後姫の認知度向上・消費拡大を目指すという狙いだ。
新発田市の二階堂市長は、「基本的に私たち(行政)の農業政策というのは、農家第一主義である。農家の皆さんの所属にどれだけ私たちがお手伝いできるかというのが1番大事だと思っている。越後姫もそうだが、どれだけ深堀してあげられるかが行政の仕事だと思う」と話した。
さらに、「新発田といったら越後姫、越後姫といったら新発田だというところまで行きたい。新発田牛と越後姫は、新発田市の屋台骨を支える農産物になるだろうと私は思っている」と語った。
なお、3月3日から「道の駅 加治川」で、越後姫を使った参加店自慢のメニューをすべて取り揃えて販売するイベントが計画されているという。
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